2007年08月14日

盂蘭盆会

暑い暑い盂蘭盆会だ。
近年こんなにジリジリと焼け付くような盂蘭盆会は初めてであろう。




本当に暑い盂蘭盆会だ。

この暑い盂蘭盆会で、ふと子供の頃を思い出した。

12日か13日ははっきりとした記憶にないが(たぶん13日)
先祖の墓掃除がこんなジリジリの暑さの中であったと思う。

家では、皆が忙しく、先祖を迎える準備をしている。
掃除組みが家に戻ると
ばあさんが、ふかしたての手作りの『茶饅頭』と
裏の井戸で冷やした西瓜を振舞ってくれた。
これが、毎年の盂蘭盆会 初日の行事であった。
今は饅頭など作る家はないかも知れないが、
ばあさんや親たちは、粉を練り、小豆をつぶし
ひとつひとつ作り上げながら、
先祖の無事の里帰りを祈ったに違いない。

中の間に飾った盆棚には、西瓜をはじめ旬の食べ物が
大きな蓮の葉と実とともにお供えてあった。
そのどれもが、今日という日をくれた
先祖への感謝の証である。

さて、
盂蘭盆会のもうひとつの思い出。
それは、橋本という町から旧参詣道をとろとろと上った
撮影時の高野山の盂蘭盆会だ。
下界とは 5度は低い山の上は静かでひっそりした盂蘭盆会だ。
とりわけ早朝と夜がいかにも仏の住む山上の風情だ。
特に、霞みたつ早朝の頃が心を洗われる。

寺寺の玄関に下がっている 大きく長い盆提灯。
白い提灯が、霞の中で地べたまで垂れ下がり、
その灯明がほのかに輝く様は、表現する言語がみつからない。
幻想的光景なのだ。
錯覚に違いないのだが、先人と一体化したような思いがする。

あの朱色の大塔とのコントラストが
今も脳裏から離れないでいる。

高野山つながりで
和歌山の不動滝の光景をご照覧あれ。
一服の清涼剤になれば、幸甚である。



posted by ヌーボー at 13:20| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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